概要
犬鳴村は福岡県宮若市の旧犬鳴トンネルの近くにあると言われている村。地図から抹消された村とも言われ、村の入り口には「日本の法律が及ばない場所」と看板に書かれており、一度入村した者は二度と帰ってくる事はない。
犬鳴村について語られている噂としては、村に入るとロープが張ってあり、それに触れると音が鳴り村人が襲ってくる、村の先に進むと過去に捕まった人の廃車が積まれており、奥の小屋には大量の亡骸が放置されている、携帯電話の電波は圏外で近くのコンビニの電話は警察には繋がらないように細工されている、などの話がある。
犬鳴村は江戸時代以前から周囲の偏見や差別によって隔離された村で、村人は自給自足の生活を送っていたため外部との接触はなかったと言われている。そのため、独自の法律を作り村民が協力し合って生きている。
真相・噂
元々は殺人現場となった事のある犬鳴峠が心霊スポットとして有名で、犬鳴村と同時に語られる事が多い。犬鳴峠の場所は判明しているが、犬鳴村の場所は正確には分かっていない。おそらく、この二つの話が混ざり合って犬鳴村の話が出来上がっていると考えられている。
実際には犬鳴村のような恐ろしい村が存在するという記録はない。しかし、犬鳴村という村は犬鳴ダムの近くに実在した集落であり、現在は合併を繰り返して地名として残っている。村の中心部は犬鳴ダムの建設によりダムの底に沈んだが、村民は周囲の町に引っ越して普通に暮らしている。
個人の感想
何とか村という都市伝説はよく聞く話で、結局は村は見つからずにテレビ番組でも引っ張ったわりには何もわからないというのが定番。
少し考えれば法治国家である現代の日本で犬鳴村のような村が存在する事は出来ない。地方の知らない場所というのが恐怖を増幅させている感じがする。アメリカの映画で南部の田舎に不気味な人々が住んでいるという設定はよくあるが、それと似ている話だと思った。
コメント